報告
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19日は祖母の命日でした。
祖母が亡くなって16年経ちました。
本当にひとときも私の心から離れず、私を支え、今の道に導いてくれた大好きな祖母。
おじいちゃん、おばあちゃんが生きている人を見ると、
「自分が成人してからじいちゃん、ばあちゃんに孝行できるなんて、なんて幸せ者なんだろうなー」と思うけれど、こればっかりは仕方のないこと。
主人は結婚当初、おじいちゃんとおばあちゃんが健在だったから、
「生きていてくれることが奇跡なんだから、いてくれるうちしか孝行できないよ」
と私は何度も主人に言いました。
でもこれは、私が早くにおばあちゃんを亡くしていなかったら気づけなかったことでした。
おじいちゃんや、おばあちゃんだけでなく、親や子供、家族も同じこと。
隣にいてくれること自体が奇跡で、これ以上幸せなことはないのです。
間に合わなかったこともある、出逢えなかった人もいる、だから出逢えたこと自体がすごいこと。
忘れがちだけど大前提であるその大事なことを、忘れちゃいけないんです。
19日はぬけるような青空。
気持ちよく主人と一緒におばあちゃんのお墓まいりをしました。
劇場デビューの土産話を持って、日頃のお礼を言いながら、お空の子供のこともお願いして帰ってきました。
そして、梅むら夫婦の亡くなった娘さん・春美ちゃんの墓前でも劇場公開の報告をしました。
生きている間に出逢うことが叶わなかった春美ちゃんも私の子供も、大好きなおじいちゃん、おばあちゃんも、今の私の存在を支えてくれた大切な人たち。
みんな空の上で笑っていてくれますように。
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