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子宮外妊娠体験

公開日: : 未分類

妊娠反応があったのは7月12日くらいでした。その二日後くらいから夜中になると原因不明の激しい吐き気と腹痛が続き、3日目についに救急車を呼び
ました。

ぎりぎりまで判断できなかったために、救急車がきたころには大分おさまってしまっていて緊急度が下がり、産婦人科の先生のいる受け入れ先がなかな
か見つからずマンションの前に止めた救急車の中で20分くらい待ち。
やっと搬送先が決まって運ばれるも、産婦人科の先生はオペ中ということでなにやらとてもお若い(研修医?)先生たち数人に点滴やら腹部エコーやら血液検査
をされ、妊娠4週と言われたが何もわからず。 痛みが消えたことと薬も今は危ないということで、家に帰ることに。

帰り際エコー画像をみながら若い先生が、これが多分赤ちゃんですよと言われて記念にもらう(後でそれは赤ちゃんではないとわかる…)
若い先生と看護師さんが、エコー見ながら「私初めて見るー」とキャピキャピしていたのが忘れられない。

妊娠5週目。
行きつけの病院で子宮内に胎のうが見つけられず、血液中のhcg値が199と低いことから、
「近い内生理が来て自然流産するだろうからしばらく何もせずに
様子見よう。もう激しいスポーツしても薬飲んでも酒飲んでも旅行行っても何してもいいよ」と言われ2週間先まで来なくていいと言われる。
突然の診断に主人と呆然とする。まだ、つわりらしき症状もあるのに…

妊娠6週目。
念のため、国立病院でみてもらう。
やはり子宮の中に赤ちゃんはいない。
子宮外妊娠の初見はなく、hcg値も今だ200台と低いため流産の可能性は高いが緊急性の高いものではないのですぐに
手術などの処置をしなくても大丈夫とのこと。クリニックで日帰りでやるくらいで十分だと言われる。

もう心配なだけなので8週目まで待つことにする。

妊娠8週目。
つわりが重くなってきてしんどいので、家から一番近くて妊娠したら通いたいと思っていた憧れの聖母病院へ行く。
やはり子宮内に見つけられず、左卵管に子宮外妊娠らしき陰があるとのこと。
血液検査でhcg値を調べるとなんと25600! 一気に育ったらしい。

先生達が緊急手術だ入院だと慌ただしく動き、私も主人も大急ぎで用意して同日14時に入院、14:30に手術。
全身麻酔で腹控鏡手術。3時間かかったとのこと。
18時過ぎに一度目覚めたが、意識朦朧とし、喉に管を入れたので声が枯れてうまく出ず、体中管だらけなので身動きできず、諦めてちょこちょこ寝る。
酸素マ
スク、点滴、酸素濃度を計る機会、両足に血栓予防のための弾性ストッキングとマッサージ機のようなものをつけていた。

22時主人達が帰ってから、夜中ずっと看護師さんがこまめに様子見に来て、優しく声かけたりお茶を飲ませてくれる。看護師さんが天使に見える。
身動きできず、腰が痛くて3時くらいから何度も目が覚めて朝までが辛かった。

入院二日目、朝ご飯で重湯が出る。
午前中に看護師さんと一緒に点滴転がしながら室内のトイレまで歩いてみる。
傷が痛かったけど何とか歩けたので、おしっこの管を外してもらう。
足のマッサージ機と酸素計測機、マスクも外す。
昼から普通の食事。
聖母病院はご飯がおいしく、看護師さんがとても優しい。先生もよく様子見に来てくれる。
午後は廊下から新生児や家族の華やいだ声が聞こえて、個室にしてもらえてよかったと思う。

入院三日目。 点滴も終わり、シャワーも浴びれた。

入院四日目。
回復してきて余裕が出てきたのか、赤ちゃんの声を聞くのが辛い。
血液検査でhcg値が順調に下がっているのがわかり、退院許可が出る。
しかしまだお腹が痛かったたりするので不安だろうからもう一泊していったら?と看護師さんに優しく聞かれて、思わず泣いてしまい赤ちゃんの声を聞くのが辛
いと話す。
忙しいだろうに、ゆっくりじっくり話を聞いてくれて
「妊娠がわかった時きっとすごく嬉しかったんだよね。大丈夫、子宮外妊娠してもまた妊娠でき
るから。辛いことは溜め込まずに話してね」と言ってくれたのが有り難かった。

看護師さんが心配してシスターを呼んでくれた。外国人のきれいなおばあちゃん。
シスターは大泣きする私の手を握りながら「母親にとって自分の体から子供がいなくなるというのは例えようもない悲しみです。悲しいのは普通だから、悲しん
で構わないのよ。今はあなたは心と体を慰める時期。次はきっとちゃんと妊娠できますよ。私はあなたのために祈ります」
おばあちゃん子だった私としてはとても心が安らいだ。

夕方先生が手術のDVDを見ながら説明してくれた。これで退院できる。
卵管の中にぽっこり妊娠しているのを見て、頑張って育ってくれたんだなと感動。子宮周囲に心配していた癒着もなく、とても綺麗で安心した。
右の卵巣から排
卵した卵をなんと左の卵管が取りに行って、左の卵管に癒着かなにか障害があったために子宮にたどり着けなかったのかもしれないとのこと。
左卵管はもう機能しないかもしれないけど、右は綺麗だしまだまだ可能性はある。妊娠のメカニズムにはまだわからない不思議なことが沢山あるといわれたのが
希望が持てて嬉しかった。

DVD見ながら、卵管を残すように先生が頑張ってくれたのがよくわかってやけに納得できた。
色々と病院回って最終的に聖母病院に来て手術できてよかったと心から思った。
また必ず妊娠して聖母病院で出産しようと心に決めました!

やっぱり自分が納得するまで色々調べたり、色んな病院を回るのはすごく大切だと思います。後悔しないためにも。

今回は辛かったけど、赤ちゃんが導いてくれたことのように思います。
まずは体を治して、また楽しみに待ってますよー!!

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