子宮鏡検査1回目&2回目
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<子宮鏡検査1回目>
卵管造影から1ヶ月がすぎ、いよいよ子宮鏡検査。
子宮にカメラを入れて卵管の入り口を見るためです。
鮮明にお腹の中を見ることが出来ます。
検査着に着替えて検査室へ。
検査台にのって先生を待っている間、隣にいる看護婦さんに
「子宮鏡って痛いんですか?」
とおそるおそる聞いてみる。
「痛みはほとんどないに等しいですよ」と看護婦さん。
よかった!
卵管造影がトラウマになっていて、びくびくしていたのでした。
先生が入ってきて検査開始。
子宮鏡の映像は自分でも見れるようになっていて、若干わくわく。
しかし、
子宮鏡を子宮に入れ始めた途端に卵管造影と同じくらいかそれ以上の痛みに襲われる。
うなり、歯を食いしばる。前回より痛い、泣きそう。
大丈夫?!と声をかけられながら、痛みが少し和らいだところでやっと返事する。
後で聞いた話ですが、私はひどい子宮前屈だったため柔らかい管が入っていかず、道をさがそうと何度も子宮の内壁にぶつかるため痛みを伴っていたとのことでした。
(子宮前屈でカーブのきつい人でなければ痛くはないと思いますから安心してください)
先生が子宮の奥へと子宮鏡を送り込もうとするのだけれど、私の子宮はカーブがきつすぎて道が見つからず何度も内壁にぶつかり、その度にひどい痛みが襲う。
顔に冷や汗。
看護婦さん達も予想してなかったことにびっくりしていた様子。
先生も頑張ってくれていたけれど、私の痛みがひどすぎて結局検査を進められなかった。
「ごめんね、これ以上先に進めるには子宮を手前に引っ張って、もっと太くで固い管を使わなくちゃいけない。それをやるにはあまりに痛みが伴って難しいだろうから今日はあきらめて、来月全身麻酔してやり直そう」
その判断は有り難かった。
でも、またもう一ヶ月待たなきゃいけないなんて。
呆然としてた私に、
「大変でしたね」と看護婦さんが申し訳なさそうに言った。
一生懸命気持ち立て直して、今日挑んだのに、こんなにこんなに痛かったのに、また来月も。
なにが辛いのかもうまく言えないけれど、もう耐えられなくて着替えながらしばらく泣いた。
治療費 5000円
<子宮鏡検査 2回目>
全身麻酔のために前日の夜から絶飲食。
何も飲めないのがとにかくきつい。
飲めないと思うと喉が渇くものなんですね。
麻酔中に顔色がわかるようにとノーメイク、コンタクトも外し午前中に病院行って、今回は検査後麻酔が抜けるまで眠るためのベッドの部屋に通され着替え。
全身麻酔といっても名前を呼ばれて揺すられると起きるくらいの軽いものらしい。
検査室に行くと今回はマスクに血圧計、麻酔を入れるための点滴針を右手首に。
と思ったら、右手の血管から外れていたらしくぐいぐい押し込まれているおかしな痛みに声をあげると謝られて左手首に改めて入れ直す。
今度はあっさりと入った。
右手首の血管が見えにくかったんだろう。
先生が来て、用意してるところを見ていると知らない間に眠っていた。
名前を呼ばれ目が覚めると検査は終わっていて、30分くらい経っていた。
看護婦さんに支えられながらベッドルームへ。
麻酔が抜けるまで寝て、最初のトイレは念のため看護婦さんが着いてきてくれるということ。
1時間ちょっとで目が覚めて、看護婦さんを呼んでトイレへ。
「もう昼ご飯食べられるようならお持ちしますよ」と看護婦さん。
嬉しい!昼ご飯が出るなんて知らなかった。めちゃくちゃお腹すいていたんです。
ベッドに座ってテレビ見ながら病院内で手作りされたおいしいサンドイッチを食べ、検査が終わった安心感で大満足。
子宮に傷がついていて鈍痛がするので痛み止めをもらって飲む。
午後に旦那が合流し、一緒に検査結果を聞く。
「左の卵管は狭いけど、通ってます」
詰まっているとばかり思っていた私たちは、意外な答えに呆気に取られてしまい、
「じゃあ何が原因なのか」という言葉が全部言えずに、
「じゃあ、あの。。」しか言えず。
察した先生は、
「妊娠も流産もどちらも既往歴がないから、そもそも妊娠できるかどうかという問題もあるし、卵子と精子の相性などあるからね。治療やりながら調べていくしかないんだけど、とりあえず人工授精をやってみようか」
二人で「はい」というのがやっとだった。
子宮の傷による少量の出血と下腹部の鈍痛は3日間続いた。
治療費 5000円
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