お盆と気持ちの変化
公開日:
:
10 ブログ
今日、お盆のお参りに行ってきました。
実家のお盆は8月ですが、東京は7月。新鮮です。
子宮外妊娠でお空に行ってしまったあの子のご供養をしてもらった常円寺。
(常円寺のHPの映像は私が撮影編集したものです。お盆の様子がわかりますので見てみてください。http://www.joenji.jp/gyoji.html)
今日はお施餓鬼の法要があり、お盆のお参りの方も沢山いて、大変にぎわっていました。
お寺でお盆のおいしいお食事をいただいて、水子地蔵にお参り。
色とりどりの花やほおずきが供えられていて、とても華やかになっていました。
お菓子を上げて、お水を沢山かけて、お線香をあげて、青空の下夫婦2人で健康にお参りできることをとても幸せに感じました。
子宮外の手術をした時は、こんな穏やかな気持ちでお参りできる日がくるなんて思わなかった。
周りのみんなが私を慰めるために、子宮外のことを、
仕方がないことだと、よくあることだと、確率の問題だと、一生懸命話してくれた。
私も、早く立ち直らなくてはと、たいしたことはないのだと言い聞かせようと思っていた。
だけど、それは逆効果だったのだと今は思う。
毎月毎月生み出される卵が受精卵となって、たとえ子宮の外だったとしても、短い期間だったとしても、一つの命となって頑張ってくれたことに感謝しなくてはいけなかった。
他の人からは人として、命として見てもらえなかったとしても、私だけはそれを受け止めて悲しみと共に喜びと幸せを感じられることがあの子に対しての最大の感謝になるということにやっと気付けた。
今なら分かる、あの子に対しての思いを手放す必要はないのだと。
時には思い出して泣くこともあっていい、悲しみと共にある幸せでもいいんだ。
ずっと共にあるのが自然なんだと。
お参りの後、お寺の境内にある移動カフェで、主人と親友の家族と一緒にクランベリーソーダを飲みました。
とっても暑かったけど、そよそよそよぐ葉っぱや、きらめく太陽の光や、スプリンクラーの水や、地面に落ちる影などのあちこちにあの子やご先祖様たちが在るようで、とても穏やかな気持ちになりました。
8月7日で丸2年。
三回忌です。
その時もまたいい天気ならいいなあ。
adsence
関連記事
-
杉並区で「幸せのカタチ」上映&ラジオ出演
来る7月6日、杉並区 主催により「幸せのカタチ」が上映されます。 なんと、杉並区区制施行80周年記念
-
上映スケジュール決定
ワーナー・マイカル・シネマズ羽生での「梅むら夫婦」上映スケジュールが決定しました。 2月6日(土)〜
-
「幸せのカタチ」を上映しませんか?
「幸せのカタチ」ワーナーマイカルシネマズ羽生での上映も残すところあと1日となりました。 読売新聞に取
adsence
PREV :
向き合うということ
NEXT :
19日舞台挨拶決定!