思いやりの心
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先日、お仕事をもらっている会社の方からメールをいただきました。
余計なお世話かもしれません、という控えめな題名のそのメールは、不妊症の私を案じて同じく不妊症だった奥様と一緒に書かれたものでした。
前から仕事の都合上や、その方の奥様が不妊を乗り越えて赤ちゃんを授かったということもあり少しずつ話を聞いていましたが、そこまで親しくさせていただいていたわけではなかったので、その思いやりの気持ちに涙が出そうなほど感動してしまいました。
奥様と私の検査結果や状態はとても似ていて、一度は落ち込んだ状況から精神的にも身体的にも立て直してお子さんを授かられたご夫婦の言葉はとても温かく、心からの応援の気持ちを感じました。
嬉しかった。本当に嬉しかった。
内容がどうこうと言う前に、余計なお世話かもしれないという不安を抱えながらも交流の少ない私に勇気を出してエールを送ってくれたこと。
悩みを抱え込まないで、と言ってくれたこと。
そんな思いやりの気持ち自体がなにより有り難かった。
人と人との交流が乏しくなりがちな現代。
意識しなければ、知らず知らずと繋がりが薄くなってしまう怖さもあります。
ふと、こんな思いやりに触れる度に思い出します。
私が顔を知らない人も、これから出逢うかもしれない人も、大切な大切な人達もみな支えあいながら一生懸命生きているという事を。
辛いのも大変なのも自分1人だけじゃない、大変なのはみんな同じ。
悲しみや辛さによって見えて来る幸福はたくさんある。
しんどいときを楽しむことも生きることなのだと思います。
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Comment
貴重なな巡り会いだね[E:confident]
それは本当に良かった[E:shine]
出会いで自分の悲しみや夢も、全然違った方向へ進んで行くからこそ、人に生かされているって感じられるのだろうね。それは、人に生かされているようで、出会いを大事にする自分こそが、叶えてもいる力でもあるんだ。
ご夫婦の表情が目に浮かぶよ[E:wink]
思いやりに触れる時って、どんなささやかでも感動はつきものだね[E:heart04]