祝1000人
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11日の祝日の昼の回には梅むら夫婦が来てくれました。
天気悪かったのに、その回は今までで一番お客様が多くて、常連さんも多くて賑やかな回となりました。
大きなスクリーンで観たいけど、やっぱり悲しくなってしまうから11日だけ観に行くねと梅むらさんは前々から私に言っていました。
その一日に一番多くの方が来て下さり、その日にまさかの来場者1000人を突破致しました。
本当にありがとうございます。
上映終了後、出口で梅むら夫婦もお見送りをして下さいました。
久しぶりに会った常連さんや、初めて梅むらさんに会った人も泣きながら笑いながら挨拶していました。
私も主人と一緒にお見送りをしていたのですが、いつものごとく主人が監督だと思われて握手を求められて訂正すると「えー!監督さん女の人だったの?!」と驚かれます。
背の小さなおばちゃんも例外でなく、「男だと思ってたよ!女だったんかい?!」ひどく驚き、その後は宣伝隊長に早変わり。
私の横に立って、知らない人たちに向かって「監督さんだよ!女の人なんだよ!ちょっと握手してもらいな!」と大きな声で呼びかけ続けてくれました。
その様子が面白くて笑ってしまった[E:happy01]
地域力だなーとしみじみ。
こういうマジックが起るから、地元を撮っていくことがやめられないのです。自分が意図してなかったことが起って、思いがけない顔を見せてくれる、つながりが生まれる。
本当に面白い[E:shine]
上映後、イオンの1階で梅むら夫婦と私と主人で昼ご飯を食べました。
一緒に食事しようねってお母さんが前から誘ってくれていたのです。
そこで年明けから渡そうと思っていた上映記念のプレゼントをご夫婦に渡しました。
申し訳ないと言われたけど、娘からだと思って受け取ってくれと言ったら受け取ってくれました。
お父さんには紺色のニットパーカーに、主人一押しの千鳥格子のハンチング。
お母さんには白地にオレンジの花柄のカットソーに、花柄の透け模様の入った綺麗な桃色の春物シャツ。
お父さんはすぐにハンチングを被ってくれて、それがすごく似合っていてみんなで大騒ぎ。
お母さんは服を見て、私こういうの大好きと言ってくれました。
そして、お母さんがぽろっとこぼした言葉。
「春美ちゃんがいなくなってからこういうのなくなっちゃったから、嬉しいねえー。春美ちゃんがやってくれてるみたいだねえ」
そう言ってくれてよかった。
春美ちゃんはお父さん母さんの誕生日にはプレゼントを忘れない子だったそうで、お父さんは特にそれを楽しみにしていたんだそうです。
春美ちゃんが亡くなって1年目のお父さんの誕生日、春美ちゃんのお墓用に友人から届いた花を見て、自分の誕生日のプレゼントかと思ったというお父さん。
そんなお父さんを見てお母さんは、無口なお父さんがどれだけ春美ちゃんからのプレゼントを楽しみにしていたのかを知ったのだと言います。
春美ちゃんからのプレゼントとは違うけど、そんな気持ちを少しでも味わってもらえたらいいなと思いながらプレゼントを選んだのでした。
役不足だけど、喜んでもらえてよかった。
バレンタインにチョコを持っていったら、お父さんはお店でもハンチングを被っていてくれた。
頭が小さくて笑顔のお父さんに本当によく似合ってた。
またあの笑顔が見たいから、私も頑張ってプレゼント代稼ぐぞー!
後ろ髪引かれましたが、今日から上映はワーナーマイカルシネマズの人たちにお任せして東京で仕事とバイトです。
まさか延長になると思っていなくて、予定を入れてしまっていたのです。
申し訳ありません。
お見送りできないのが残念[E:weep]
ご来場された方、劇場でご挨拶はできませんがもしよかったら気軽に書き込みして下さいね。
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