言葉の力
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講演会おかげさまで無事に終わりました。
もう一週間がたってしまいますね、遅い報告になってしまいました。
青年会議所の皆様が私のプロフィールムービーまで作って下さって、恐縮してしまいました。なんとも嬉しい限りです。
しかしものすごく緊張してしまって呼吸が浅くなってしまいました。
いろいろ考えてきたのに、やはり100%は表現できませんでした。
少しでも聴いて下さった方に伝わっていればいいなと思っています。
青年会議所の方が中心でしたが、一般の方も参加してくださり、大学生が10人程参加して下さったことに驚きました。
私の上映会にはなかなかみられない年代だったので。
講演会後に知ったのですが、その大学生を連れて来てくれた学生さんはゼリーフライのレシピをラップで歌っているというなんとも面白い活動をしている若者でした[E:happy01]
挨拶にきてくれたのですが、とても礼儀正しく、行田市内の多くのイベントに参加していて年上の方々にも気に入られていて、感心してしまいました。
映画祭が大きくなったら是非彼らに歌いに来てもらいたいなーと、若者パワーをもらってまた夢が広がりました。
本当に皆さんありがとうございました。
言葉にするというのはやはり難しいと改めて実感しています。
なかなか最適な形になりにくいのは私の修行不足なのですが。
今、聖路加病院の細谷亮太先生が書いた「いのちを見つめて」という本を読んでいます。
細谷先生は行田ミニドキュメンタリー映画祭で上映する「風のかたち」に出てくる小児外科の先生で、「風のかたち」は10年前細谷先生の呼びかけで撮影が始められたのです。
「風のかたち」を観て、私は細谷先生の人間としての魅力にひかれてしまい、先日図書館でこの本を見つけて早速借りてきました。
細谷先生が今まで経験してきたことを中心に、亡くなっていった子供達のお話や日常のことなどが書かれています。
一見重たい内容だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、まったくそんなことはありませんでした。
細谷先生の文章はとても静かで穏やかで優しく、胸の中にすーっと入ってくる心地の良いもので、映像で見た細谷先生の印象そのままでした。
感情的な文章ではないのに、度々胸が熱くなり涙が出そうになります。
この気持ちはどういったものなのだろうと考えてもうまく説明はつかないのですが、完結な言葉の中に細谷先生の感じたことやその誠実な姿勢を感じることができ胸がいっぱいになってしまうというのは確かなことです。
きっと細谷先生の言葉の選び方が適切なのだろうなと思ってしまいました。
この本の冒頭のお話は9歳と6歳の兄弟に弟が幼くして死んでいくということを細谷先生が説明するお話でした。
偶然にもこの本を見つける前日、親友のお友達の下のお子さんが闘病の末亡くなられたことを聞いたばかりでした。
前々から親友から話を聞いていましたから、直接会ったことはありませんでしたが他人事ではありませんでした。
上の子にはどう話しただろうと考えながら、この本に出逢ったご縁を感じていました。
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Comment
講演会お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。
茂木薫さんから行田の魅力を発信できた事、とても感謝しております。
参加された皆様には、一層の郷土意識を持って頂けたと思っております。
9月に行われます、行田ミニドキュメンタリー映画祭では、微力ながらお手伝いをさせていただきます。
野原さん
本当に細々と準備から何からありがとうございました。
おかげで安心して当日を迎えることができました。
私のような若輩者にお話させていただく機会をいただいたこと、心から感謝しております。
今日、先日の講演会に出席して下さった方から託児ボランティア希望のご連絡をいただきました!
本当にありがとうございます[E:crying]
映画祭の時も何かとご迷惑おかけするかとは思いますが、何卒よろしくお願い致します。