NHKまつり
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映画祭が終わった直後から我が家ではNHKまつりが始まっております。
実は今、NHK首都圏ネットワーク様からオファーをいただき、特集として取材していただいております。
題材は不妊治療。
なんと今回の軸は私です!
自らの答えと未来を模索しながら不妊治療体験者を訪ね撮影していく不妊治療真っ最中の映像作家という立場を追っていただきながら現在の不妊治療の問題、女性の生き方の問題、家族のあり方に迫るというもの。
もちろん撮影風景は次回作のためのものです。
14年に渡る不妊治療の末に夫婦二人の人生を幸せに歩まれている方、不妊治療の末に養子縁組の選択をして二人のお子さんを迎えて幸せに暮らしている方を今撮影させていただいています。
放送は10月終わりか、11月頭予定です。決定したらお知らせしますね。
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今日は初めてNHKにお邪魔させていただきました。
実は午前中、とあるきっかけで関わらせていただいたTVドラマの顔合わせ&読み合わせに参加させていただいたのです。
本読みを見学させていただき、役者さんって本当にすごいと改めて感動しました。
何度も何度も入り込み考えていたキャラクターたちの世界がまだ頭の中ではモノクロのまとまりきっていない世界だったのに、役者さんたちが演じ始めた途端に様々な色が流れ込みキャラクターたちが動きだして生きる世界に一瞬にして変わってしまった。
感情移入して涙がでそうになりました。
ほんの少しですが、関わらせていただくことができて本当によかったです。
出来上がりが楽しみ!!
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そして午後からは場所を移動してNHK首都圏ネットワークの撮影でした。
養子を迎えられた方とお会いするシーンで、なんとお子さんお二人にお会いしました。
私自身の撮影には、色んな事情がありお子さんは出さないので今日は私は撮影せず、撮影されるだけでした。
ご家族がとてもとても幸せそうで、
なにより奇跡的なご縁で養親に出逢って目の前で今笑って飛び跳ねている子ども達が幸せそうにすくすく育っている姿を見て胸が熱くなってしまいました。
うまく言葉にできないけれど、神様ありがとう、と思ったのです。
この子たちと家族に出逢わせてくれたことに、この子達が今存在していること自体に感謝したい気持ちでした。
やはり、家族というのは血の繋がりという小さな括りの中では片付けられないものだと確信しました。
親、兄弟、子ども、そんな肩書きを取り払ったら、そこにあるのはただそこに在る一人の人間同士であり、全ての人々の関係が奇跡的な出逢いから成り立っていること。
相手への執着や固定観念を取り払い、ただそこに在るその存在を愛するということができたなら、それこそが愛の本質だと感じました。
彼女達家族の存在は大きなまぶしい光になって大事な大事なことを思い出させてくれました。
カメラの前でお恥ずかしいながらとても自然に泣いてしまいました。
正直な気持ちを話せたような気がします。
私なりに不妊治療をしていく上での女性としての不安や憤りを我が身を持ってさらけ出し、もがきながらも前に進もうとしている姿を見ていただきたいと思っています。
私の姿を通して、観る人に何かを少しでも感じ取っていただけたなら幸いです。
写真は自宅での撮影風景↓
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